━━【2012年1月18日水曜日】━━━━━━━━━提供 モーニングスター━━

         『 朝 イ チ 株 式 情 報 』

http://www.morningstar.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━( 毎週火曜日から土曜日の早朝 配信 )━━


 ━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 [1]<ホットストック>【Radish】安心・安全な農産物を提供
 [2]<ホットストック>【JSR】3日続伸、ドイツ証は
        「電子材料セクターのトップピック」として「Buy」継続
 [3]<トレンド・アイ>【北越工】高い業績進ちょく率、増配、
                  世界初の発電機にも期待
 [4]<トレンド・アイ>【帝人】堅調、ドイツ証は「Hold」継続、
                 13年3月期は前期比での増益を予想
 [5]<ピックアップ> 【プレナス】株価トレンド上向き、新規出店効果で
                   12年2月期も好調予想
 [6]<ピックアップ> 【ホギメディカル】反発、三菱UFJモルガン証は
       「足元業績の進ちょく堅調で、ポジティブな印象」とコメント
 [7]<銘柄リサーチ> 【デジタルアーツ】新機能搭載の
                フィルタリングソフトへの引き合い増える
 [8]<銘柄リサーチ> 【三井住友】反発、英RBSから
                   航空機リース事業を買収と報道
 [9]<銘柄リサーチ> 【東洋炭素】底値固めから反発地合い、
                   12年5月期も好調予想
 [10]注目株=【阪和興】相場つき強じん――PBR0.6倍

 [11]橋りょう株人気が道路に波及――【大林道】など高値続々
 [12]【コマツ】2000円回復――中国金融緩和期待が下支え
 [13]【冶金工】減額を嫌気
 [14]【JT】躍進――期末配当狙いの買いも
 [15]【マツダ】新安値――ユーロ安の影響懸念
 [16]再上昇目指す【ブレインパッド】――「ビッグデータ分析」
                     関連ビジネスで有力
 [17]【スターマイカ】大幅続落――増配、自社株買いも減益嫌気
 [18] 今日の特許フォーカス
   ■FDK――LED式照明装置など


 ━━主な指標(17日)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   日経平均        8466.40(+88.04)
   TOPIX        731.53( +6.29)
   東証一部出来高      17億6242万株
   東証一部 値上がり 995銘柄  値下がり 505銘柄
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 [1] <ホットストック>Radish――安心・安全な農産物を提供
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 野菜や果物などの宅配事業を手掛けるらでぃっしゅぼーや(3146・JQ・
100株)を狙いたい。
 同社は、野菜や果物はすべて契約農家から直接買い付ける方式を取り、独自に
放射性物質などを検査する体制を敷くなど、顧客へ安心・安全な農産物を提供し
ている。福島第一原子力発電所の事故をきっかけにした放射性物質に対する消費
者の関心の高まりから、今後も堅調な業績推移が期待される。
 12年2月期の単体業績予想は、資産除去債務会計基準の適用により特別損失
を計上することから、純利益は200万円と前期比97.3%の大幅減少となる
見込みだが、すでに11年7月の第1四半期決算発表時に公表済みで、株価には
織り込み済み。直近の第3四半期(11年3-11月)決算では、売上高は163
億5400万円(前年同期比0.4%減)と伸び悩んだものの、広告宣伝費や販
促費用の見直しが奏功し、営業利益が1億6100万円(同49.8%増)と急
増した。今後も消費者の安心・安全志向は強まることが想定され、同社への追い
風となる可能性がありそうだ。株価は、700円から750円のボックス圏での
推移が続いているが、PBRは1倍台と割高感はない。
 17日終値は7円高の710円ザラバ引け。(高橋克己)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3146.Q


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 [2] <ホットストック>JSR――3日続伸、ドイツ証は
         「電子材料セクターのトップピック」として「Buy」継続
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 JSR(4185・100株)が3日続伸。ドイツ証券は16日付で、「電子
材料セクターのトップピック」とし、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標
株価は1650円から1800円に引き上げている。
 12年3月期第3四半期決算時に多くの化学企業が下方修正となる見通しのな
か、合成ゴム事業の好調や先端半導体材料の健闘により、同社業績はほぼ会社計
画を達成、前期比での増益を確保しよう、とコメント。13年3月期以降もエコ
タイヤ向け合成ゴムの伸長、先端半導体材料の拡大、戦略事業のテイクオフによ
り、同業他社以上の改善を予想している。投資指標面でも割安感があるとしてい
る。
 12年3月期連結営業利益見通しは400億円(前期比2.3%増、従来380
億円、会社側計画は410億円)に上方修正。下期予想はLCD市場の回復の遅
れから従来予想より若干減額されているものの、合成ゴムの予想以上の収益拡大
など上期実績の同証券予想比上ブレにより上方修正されている。
 13年3月期連結営業利益予想も485億円(従来460億円)に引き上げら
れている。能力増強による合成ゴム事業の収益拡大、在庫調整進展に伴うLCD
関連材料の収益改善、ArF(レーザー光源)用浸透フォトレジストなど先端半
導体材料事業の伸長などから、12年3月期比増益を見込んでいる。
 17日終値は30円高の1485円。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4185.T


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 [3] <トレンド・アイ>北越工――高い業績進ちょく率、増配、
                   世界初の発電機にも期待
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 低位材料株物色の流れが続いているが、その出遅れとして北越工業(6364
・東証2部)に注目したい。
 12年3月期の連結営業利益は14億8000万円(前期比3倍)の見通しだ
が、11年9月中間期(11年4-9月)は10億2200万円(前年同期比
5.1倍)を上げており、業績進ちょく率は高い。
 9月中間期の概況は、建設機械事業では国内向けに電力使用抑制による発電機
やエンジンコンプレッサーの出荷が堅調に推移。産業機械事業では工場設備用コ
ンプレッサーの屋外設置仕様や非常用発電機の需要が増加した。
 なお、3月期末配当は前期末の3円に対して6円と増配の計画。
 世界で初めて省エネ型三相インバーター発電機を東芝機械(6104)、東芝
産業機器システムと共同開発したことも評価したい。「同発電機は負荷に応じて
最適なエネルギー消費となるよう回転数を制御するとともに、軽-中負荷時には
アイドル回転数まで下げて運転することで、卓越した省エネルギー性能を発揮し、
従来機(当社)に対して燃料消費量を最大で60%超削減し、1-2クラス上の
起動能力を発揮することが可能となった」(同社リリース)。13年3月期から
業績に貢献することが期待できそう。
 株価は190円台のもみ合いから上放れの足に転じてきたが、PERは8倍前
後、PBRは0.6倍台と割安で、配当利回りは3%近い高さ、11年6月17
日高値276円から見て出遅れ感もある。
 17日終値は14円高の223円。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=6364.T(北越工)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=6104.T(東芝機)


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 [4] <トレンド・アイ>帝人――堅調、ドイツ証は「Hold」継続、
                  13年3月期は前期比での増益を予想
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 帝人(3401)が堅調。ドイツ証券では16日付で、投資判断「Hold」
(中立)を継続、目標株価は300円から260円に引き下げている。
 同証券はポリエステル繊維の構造改革、豊富なパイプラインを背景とした医薬
の成長性、アラミド繊維の将来性を評価している。一方で、短期業績がポリカー
ボネート樹脂(PC樹脂)など化成品事業の収益悪化により苦戦が予想されるほ
か、投資指標面で割安感がないことから、株価はボックス圏推移が続くと考えて
いるとコメントしている。
 12年3月期連結営業利益見通しは450億円(前期比7.3%減、従来495
億円、会社側計画は500億円)に引き下げ。中国需要低迷に伴うPC樹脂の売
上減額やスポーツ用途向け炭素繊維の在庫調整による高機能繊維部門の収益下方
修正よるもの。
 また同証券によれば、13年3月期連結営業利益見通しは480億円(従来
530億円)と試算。競合企業の設備投資増強に伴う需給悪化によるPC樹脂の
不振継続や、12年3月期の一部子会社の決算期変更に伴う反動が見込まれるも
のの、痛風薬など医薬の順調な収益拡大、炭素繊維の稼働率上昇による採算好転
などでカバーし、12年3月期比での増益を見込んでいる。
 17日終値は3円高の224円。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3401.T


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 [5] <ピックアップ>プレナス――株価トレンド上向き、
                  新規出店効果で12年2月期も好調予想
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 プレナス(9945・100株)の株価トレンドが上向いている。同社は、持
ち帰り弁当「ほっともっと」を直営とFCで全国展開している。
 12年2月期の連結経常利益予想は前期比14.3%増の69億円。「新規出
店効果がけん引する」(経営管理室)という。「のり弁」「から揚げ弁当」の基
幹商品や、新たに投入した「幕の内弁当」も中・高年層向けに販売好調が続いて
いる。
 足元では既存店が改善。11年12月の「ほっともっと」は前年同月比1.1
%増と、5カ月連続で前年実績を上回った。和の定食を中心とした「やよい軒」
も0.2%増と、2カ月ぶりに前年同月実績を上回った。
 今期の新規出店数は130店前後。退店を含めると純増で96店前後となる見
通し。13年2月期は、「出店余地の大きい関西地区へ重点的に出店し、東海や
関東でも積極出店を進める」(同)という。
 海外は、今春、韓国で合弁1号店を出店を予定。(エリアFCやマスターFC
などの形式で)すでに出店している中国やタイ、シンガポールに次いで力を注ぐ
方針だ。
 予想配当利回りは3.8%前後と高く、2月に入れば、配当・優待狙いの買い
も誘いやすく、継続した買いが期待できそうだ。
 17日終値は40円高の1318円。(田部正博)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9945.T


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 [6] <ピックアップ>ホギメディカル――反発、三菱UFJモルガン証は
        「足元業績の進ちょく堅調で、ポジティブな印象」とコメント
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 ホギメディカル(3593・100株)が反発。16日に、12年3月期第3
四半期(11年10-12月)連結決算と同時に、12年3月期連結業績見通し、
増配をあわせて発表している。
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では16日付で、レーティング「ニュー
トラル」(中立)、目標株価3800円を継続している。同証券は今回の発表に
ついて、サプライズはないものの、新たな12年3月期連結営業利益計画73.8
億円への進ちょく率でも83.5%と高いことから、ポジティブな印象とコメン
トしている。
 また、(1)足元(11年12月-12年1月)の主力キット製品売上高も弱
含んでいないこと(2)東日本大震災の影響から11年3月の売上高が低いこと
(3)12年3月期第4四半期(12年1-3月)は営業日数が2日多いこと
(前年同期比)――から、同証券ではさらなる業績上ブレもあるとみているとい
う。
 連結営業利益について、12年3月期78億9000万円(前期比8.3%減、
会社側計画は73億8000万円)、13年3月期87億5000万円、14年
3月期93億1000万円と試算している。
 17日終値は85円高の3265円。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3593.T


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 [7] <銘柄リサーチ>デジタルアーツ――新機能搭載の
                 フィルタリングソフトへの引き合い増える
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 デジタルアーツ(2326・JQ・1株)は、フィルタリング技術を核に、情
報セキュリティー事業を展開する。
 会社側は「11年10月31日から提供を始めた『i-FILTER』(Ver.8)
が企業や官公庁からの引き合いが増えている」(経営企画室)という。サイバー
攻撃やマルウエア(不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意あるソフト
ウエア)対策の機能を搭載した国内初の次世代Webフィルタリングソフトで20
の新機能を搭載。「ウイルスに感染してしまった場合、組織内のネットワークか
ら機密情報を外部に流出させない出口対策として有効」(同)という。
 12年3月期予想の連結経常利益は前期比23.1%減の5億2800万円。
先行投資費用が利益を圧迫する見通し。減益予想は株価の上値抑制要因となって
いるが、新たなソフト投入効果に伴う収益増加期待は大きく、軟調な場面は見直
し余地が大きそうだ。チャート上では、11年11月安値(4万2050円)前
後が当面の下値メドとみられる。
 なお、1月30日に第3四半期(11年4-12月)決算の発表を予定。期末
一括配当の450円は継続する見通し。
 17日終値は、前日比1200円安の4万2000円ザラバ引け。(田部正博)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2326.Q


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 [8] <銘柄リサーチ>三井住友――反発、英RBSから
                   航空機リース事業を買収と報道
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 三井住友フィナンシャルグループ(8316・100株)が反発。
 英大手銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の航空機リ
ース事業を買収すると17日付日本経済新聞が報じている。取得総額は約5500
億円規模で、欧州債務危機が本格化して以来、邦銀による欧州金融機関の事業買
収としては最大の案件になるという。
 17日終値は27円高の2221円。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8316.T


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 [9] <銘柄リサーチ>東洋炭素――底値固めから反発地合い、
                   12年5月期も好調予想
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 東洋炭素(5310・100株)は、年初に25日・75日の両移動平均線の
デッドクロス(DC)を形成したが、直近安値(3015円、1月10日)で底
入れ。12日に公表した11年11月中間期の連結業績は好調で、下値固めのあ
と、自律反発の動きが期待できそうだ。
 11年11月中間期(11年6-11月)の連結経常利益は前年同期比56.0
%増の43億6300万円。太陽電池製造用やLED(発光ダイオード)製造の
前工程で使用する黒鉛製品の需要が好調で、特に「中国向けの需要が強かった」
(総務部)という。
 12年5月期の経常利益予想(前期比12.2%増の63億円)は据え置いた。
通期予想に対する中間期の業績進ちょく率は69.3%と高いが、「下期は中国
向けが減速するとみている」(同)。円高も利益の足かせとなる見込みだが、太
陽電池製造用向けは強含みで推移する見通し。

 好業績見通しにもかかわらず、株価は調整色を強めている。需給面での悪化や、
上値の重さが嫌気されているが、5日・25日の両移動平均線のミニ・ゴールデ
ンクロス(GC)が接近しており、戻りを試す場面が近そうだ。
 17日終値は70円安の3065円。(田部正博)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=5310.T


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 [10] 注目株=阪和興が相場つき強じん――PBR0.6倍
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 「知ったら終(しま)い」という相場格言がある。気掛かりだった悪材料も、
いったん表面化すると、それをきっかけに株価は下ブレするどころか、反対に上
値指向を強める。独立系の鉄鋼商社、阪和興業(8078)もそうだ。
 保有株の投資有価証券評価損29億8000万円が今3月期第3四半期(昨年
10~12月)に発生したとして同社は1月5日、通期の純利益予想をそれまで
の68億円(前期比17%増)から50億円(前期比14%減)に下方修正。し
かし、株価は13日に349円と、昨年12月14日に付けた345円を上抜き、
戻り基調の健在を印象付けた。相場は強い、とみるべきだ。
 海外市場の開拓と国内市場の攻略――。この両面作戦が順調に進んでいる。中
国湖北省武漢市での合弁でのミニコイルセンターが2013年春に稼働を開始す
る予定。12年末には中国江西省にも100%出資で加工能力年間5万トン規模
のミニコイルセンターが稼働する。国内では大阪の鉄鋼卸売業者、すばる鋼材を
1月1日付で子会社化。潜在成長力を強めるこうした材料の相場への織り込みは
これからが本番。PBR(株価純資産倍率)0.6倍台。チャートの長期三角も
ちあいも収れんする方向にある。(赤間憲明)


 投資指標
 保有期間:3カ月
 目標株価:430円
 損切りライン:330円
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8078.T




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 [11] 橋りょう株人気が道路に波及――大林道など高値続々
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 日本橋梁(5912・50株)が前日比100円ストップ高の728円と続騰。
これで今年5度目のストップ高。700円台乗せは2006年4月以来。過去10
年間の高値828円(05年12月)も現実味を帯びてきた。こうした中で、日
橋梁を先導役とした強烈な橋梁(きょうりょう)株物色は道路株に波及。東証1
部市場で、大林道路(1896)が11年3月25日に付けた昨年来高値261
円を約10カ月ぶりに奪回したほか、東亜道路工業(1882)、前田道路(1883)、
NIPPO(1881)、ニチレキ(5011)が新高値になったほか、三井住
建道路(1776・東証2部)がストップ高となり、佐藤渡辺(1807・JQ)
も急騰した。高速道路の補修工事などのほか、来年度から本格化する復興需要を
手掛かり材料に物色人気を集めている。
 日橋梁は今や低位株の域を超えたが、物色のキーワードは「復興&低位株」だ。
建設株関係では中堅ゼネコンやマリコン株になお上値余地が大きそうだ。高速道
路のほか、鉄道建設に強みを持つ鉄建(1815)に穴株妙味。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=5912.T(日橋梁)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=1896.T(大林道)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=1882.T(東亜道)


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 [12] コマツが2000円回復――中国金融緩和期待が下支え
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 コマツ(6301・100株)が6日続伸、31円高の2012円まで上昇し、
終値ベースでは昨年12月8日以来の2000円台回復となった。17日午前11
時発表の中国の2011年10~12月期のGDP(国内総生産)を前に金融緩
和期待から買いが先行した。実際に発表されたGDPは実質で前年同期比8.9
%増と市場予想の8.7%増を上回り、足元の緩和期待が後退、つれて株価も伸
び悩む展開となった。
 ただ、GDP成長率は2年半ぶりに8%台に低下。同時に発表された昨年12
月の小売売上高、鉱工業生産は市場予想を上回ったものの、11年の都市部固定
資産投資は前年比23.8%増と市場予想(24.1%増)を下回り、投資には
減速感も出ている。引き続き中国の金融緩和期待が株価を下支えする要因として
働く公算は大きい。
 また、テクニカル面では13週移動平均線が26週線を下から上に抜けるゴー
ルデンクロス(GC)が目前。GCが実現すれば10年9月以来のことで、前回
は11年5月高値(2926円)まで上昇トレンドを形成した経緯があるだけに、
先高感が強まってこよう。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=6301.T


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 [13] 冶金工が減額を嫌気
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 日本冶金工業(5480・500株)は16日に公表した今3月期業績予想の
下方修正が嫌気され続落。株価は一時8円安の114円まで下押した。
 同社は主力原料のニッケル精錬から一貫体制を敷くステンレスの専業大手。今
期は滑り出しの4月、ニッケル価格(LME)はトン当たり約2万6000ドル
絡みの推移だったが、6月末約2万3000ドル、9月末約1万8000ドルと
下落。これに歩調を合わせるように連結営業利益は第1四半期(昨年4~6月)
の20.8億円が第2四半期(同7~9月)は7.3億円に減少していた。その
後もニッケル価格がおおむね1万9000ドルを挟んでもみ合う中、ステンレス
製品価格の下落、先安感による買い控え、円高などでさらに受注環境が悪化。つ
れて通期の連結予想売上高を従来の1380億円から1340億円(前期比3.4
%減)に、営業利益を47億円から14億円(同35.3%増)に減額した。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=5480.T


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 [14] JTが躍進――期末配当狙いの買いも
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 JT(2914・1株)が急騰。一時1万7000円高の41万1500円ま
で上昇し、昨年来高値を再度更新する躍進を見せている。
 欧州債務問題や為替の円高進行で、主力株の株価回復に時間がかかる中、JT
は昨年末と比較して約12%上昇している。とはいえ、直近に大きな株価材料は
出ておらず、同社の財務や業績見通しの安定性に注目した買いが入っていると考
えられる。
 JTの今3月期業績予想は、売上高が2兆4970億円(前期比2.6%増)、
営業利益は3290億円(同1.3%減)を計画。国内紙巻きたばこの売上高は
9月末の累計で前年比20.4%減だったものが、10月末時点では同10.6
%減、同11月末には同5.9%減と順調に回復しているほか、7~9月期の海
外売上高は前年同期比19.3%増と成長を維持し、円高進行が影響しながら2
ケタ増となっている。また、9月中間期時点の通期に対する営業利益の進ちょく
率は、約59%と高い。
 証券会社による目標株価も、12日付で野村証券とみずほ証券が47万円とす
るなど、高い評価が多い。また、同社の配当は今中間期4000円、期末4000
円予定の通期8000円(前期は6800円)と増配を見込んでおり、直近の年
配当利回りは2%近い。今後は3月期末の配当取りを狙った買いにも期待できる。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2914.T


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 [15] マツダが新安値――ユーロ安の影響懸念
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 マツダ(7261)が続落。一時4円安の122円まで売られ、昨年来安値を
更新している。
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が16日付リポートで、円高影響の拡大
や欧米を中心とした販売低迷などを要因として、マツダの目標株価を従来の180
円から130円に大幅に修正したことが嫌気された。
 外国為替市場でユーロ・円が約11年ぶりの安値圏で推移しているが、同社は
今3月期9月中間期時点のセグメント別損益で、欧州が64億円の黒字となって
おり、ユーロ安による収益悪化が懸念されている。
 さらに、同社の通期予想にはタイ洪水の影響が確定する前の段階の数字であり、
今後は第3四半期(昨年10~12月)業績の低迷や通期業績の下方修正が想定
される。新興国の積極展開が期待材料とされており、新技術「スカイアクティブ」
も高い評価を得ているが、株価は当面、弱含む可能性がある。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7261.T


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 [16] 再上昇目指すブレインパッド――「ビッグデータ分析」
                     関連ビジネスで有力
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 企業内データ分析、コンサルティングのブレインパッド(=ブレインP、3655
・M・100株)が「ビッグデータ分析」の関連銘柄として注目度を高めていく。
新しいテーマに沿い、株価も調整一巡から再上昇を目指していきそうだ。
 
<博報堂DYと新サービスも>

 ビッグデータとは数百テラバイト以上の大規模データのこと。Eコマース(電
子商取引)サイトが抱える購買履歴や大手総合情報サイト企業の持つ動画などの
データが典型例だ。これらを分析しマーケティングに用いるのがビッグデータ分
析。それほどのデータ量を扱う企業は米グーグルやアマゾンなどIT(情報技術)
サービスの巨人に限られたが、交流サイトの台頭や送受信能力にたけたスマート
フォン(多機能携帯電話)の普及に伴いデータ流通量も拡大。ビッグデータを抱
える企業が増加し、その分析サービスも一般化してきた。総務省は3月に関連ビ
ジネス創出の指針をまとめる構え。
 ビッグデータ分析の重要性は増すが、大規模かつリアルタイムで変化、増殖す
るデータの分析は専門性を要する。富士通(6702)やNTTデータ(9613
・1株)などは専門人材の育成から事業基盤づくりを進めるが、資金余力の乏し
い企業向けにアウトソーシング需要が盛り上がるのは必至で、これに対応できる
日本企業はブレインPぐらいだ。
 ブレインPは統計学に基づく独自のデータ解析技術を持ち、ビッグデータでも
十分に対応できる。昨年12月にはマーケティング支援事業で協力する博報堂D
Yホールディングス(2433・10株)とビッグデータ関連でも提携すると決
めた。大手広告代理店の後ろ盾も味方に関連収益を伸ばすとみられる。今6月期
非連結経常利益は前期比80%増の3億3200万円を計画。ビッグデータ分析
ビジネスが進めば上ブレも見込まれる。
 昨年9月22日のIPO(新規上場)銘柄。既存の上場企業に類似企業がない
希少価値から事前の注目度が高く、初値は公開価格比2・9倍(6350円)と
なった。その後は調整したが博報堂DYとの業務提携も手掛かり視され、以降は
戻り歩調にある。業態の新規性に業績成長性も備えた直近IPO銘柄で人気条件
はそろっている。(矢野 伸)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3655.T(ブレインP)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=6702.T(富士通)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9613.T(NTTデータ)


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 [17] スターマイカが大幅続落――増配、自社株買いも減益嫌気
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 中古マンション販売のスター・マイカ(3230・JQ・1株)が大幅続落。
16日に前11月期の連結決算ならびに今期業績予想を発表、減益見通しだった
ことが嫌気された。
 前期は売上高127億1900万円(前々期比2.5%増)、営業利益18億
5700万円(同15.4%増)と増収増益だった。中古マンション販売が好調
に推移した。しかし、今期は売上高129億1200万円(前期比1.5%増)
と増収ながら、営業利益17億600万円(同8.1%減)と減益を見込む。不
透明な市場環境に対し慎重な見通しを立て、財務基盤の強化などに取り組むよう
だ。配当は中間期600円(前期実績550円)、期末600円(同600円)
の合計1200円(同1150円)と増配予想。
 一方、同日に取得上限500株(発行済み株式数の0.5%)、3500万円
の自社株買いを実施することも発表したが、株価面には特に影響はなかった。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3230.Q


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 [18] 今日の特許フォーカス
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■FDK――LED式照明装置など

 FDK(6955・東証2部)はアルカリ乾電池、ニッケル水素電池、リチウ
ム電池などを中心とする電池事業、コイルデバイス、積層チップパワーインダク
ター、圧電部品、高周波積層部品、液晶ディスプレー用信号処理モジュールなど
の電子部品分野に事業を展開している。
 長期にわたり安定して発光・使用できるLED式照明装置(2011-113
876)、コントロールICを使用せず、低コスト化に適するとともに、電圧変
動の大きな非安定化直流入力電源に適応しながら、LEDを安定かつ効率良く点
灯駆動することができる自励式LED駆動回路(2011-100837)、多
直列LEDを、その直列接続数が大きく増減したとしても、単一仕様の多直列L
ED駆動回路でもって、高い電力効率と良好な力率で通電駆動する方法(201
1-082204)などがある。
 電池関連では信頼性が高くかつ高出力化の達成に好適な構造を有するリチウム
イオンキャパシタ、蓄電デバイス、およびその製造方法(2011-22290
9)、活物質に二酸化タングステンを用いた非水電解質二次電池において、充放
電によって二酸化タングステンを用いた負極や正極における導電性などが低下す
るのを防止し、優れた充放電サイクル特性が得られるようにする方法(2011
-124118、FDK鳥取、三洋電機の共同)などがある。

 ( )内の数字は特許公開番号、年度-公開番号
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=6955.T


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